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平成22年度版環境白書より。
有機汚濁の代表的な水質指標である生物化学的酸素要求量BODまたは化学的酸素要求量CODの環境基準の達成率は平成20年度では87.4%と19年より1.6%改善されています。
水域別では河川92.3%、湖沼53.0%、海域76.4%となり湖沼達成率が低いです。
水の入れ替えが行われにくい湖沼は達成率が悪い。おまけに生活排水も入ってくる。
閉鎖性海域の海域別のCODの達成率は東京湾73.7%、伊勢湾56.3%、大阪湾66.7%、大阪湾を除く瀬戸内海は72.0%です。東京湾が一番ましで、伊勢湾はひどいもんだ。
しかし、全窒素と全りんの達成率になると様子が変わる。
東京湾50.0%、伊勢湾85.7%、大阪湾66.7%、瀬戸内海は96.5%と、東京湾はひどくて伊勢湾、瀬戸内海は優秀。瀬戸内海はかなり良い状態に近づいている。
つまり、東京湾には有機物はそこまで流入していないが、窒素とりんはかなり流入している。
りんの代表は合成洗剤。
琵琶湖周辺では販売も禁止されている。これは画期的な条例。かなりの反対を押し切って成立したそうです。
そして、伊勢湾では有機物の流入が多く、窒素りんはまし。
これってきっと産業構造や条例などの複合的な要因でしょうが、明確な差が出ていて興味深い。
それにしても、地上波テレビは死んだ。
何度でも主張しないといけないと、橋下知事のブログで触発された。意見を普段から言って戦わせる。
なので、取り上げるのもばかばかしくて無視していたが、それではいけないと思い直した。
不満が出ないのは賛成の証拠と思われるのは心外だ。
様子を見ていてもどこの局も一向に夜の7時から10時の良い時間に復興の情報や特集を定期的にしない。
ニュース番組の1コーナーでお祭りが帰ってきたという涙ほろりを少々。
肝心要の真実をえぐった報道はない。
かと思えば、あごの出た良く喋るオヤジが引退すると表明したら福島第一よりもそれの報道に群がる。
ホンマにアホかと。そんなもんはスポーツ紙に任せとけよ。
その時間で東電の夏のボーナスがどうだったのかちゃんと調べて教えてくれよ。
教えて欲しいことを教えてくれず、どうでもいいことを教えてくれる。バカへの招待状を配りまくるのはやめてくれ。見なきゃ良いけれど、公共電波という名のつく限り言わせて貰う。
そこまでシャクレリーゼントに関心あるのはあんたらの業界だけよ。
もっと苦しんでいる人の言葉を、状況を報道せーよ。
政府がやってきたこととやっていないことを定期的に追いかけろよ。
世界には今日もパンが食えずに死んでいく子供がいるんだろうがよ。放射線に苦しんで、生きるか死ぬかでもがいている人がいるんだろうがよ。
政局に御執心の政治家同様、メディアも庶民の気持ちが分からない。
血の通ったことが出来ない。
私も人のこと言えないけれど、人の気持ちが分からない人が増えているんでしょうか。
それこそ、世の荒廃。
人の気持ちを分かろうとすることが大切。
■素人■
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- 2011/08/25(木) 23:40:20|
- 環境保全(流域保全と脱原発)
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